インタビュー(Phantom Light)

インタビュアー(以下イ):はい、では次の曲ですPhantom Lightですが
このタイトルは?
どい(以下ど):これは宮本輝の短編小説で『幻の光』というのがありまして
そこから頂戴してます、内容を知ってる方なら
まあまあそこそこの類似点を見つける事が出来ると思います
影響は受けてますが丸々使った訳では一応ありませんので
イ:舞台が尼崎から能登の曽々木での話ですよね
ど:はい、そこから曽々木の部分を抜き取ったような内容の詩ですね
イ:台無し感がすごい説明ですね、
次の曲(尼崎の女)も舞台が尼崎ですがこれは?
ど:そうですね、次の曲の時に書ければ書こうと思いますが
自分の中の説明しづらい部分と深く結びついていて
楽曲紹介において一番の難所であり書くのが億劫になる理由の要でもあります
イ:ではそれは次の曲の時に伺います
ど:申し訳ない、そことは別の部分でアマについてなんですが
住んでいた事は多分(子供の頃に引っ越しを何回も繰り返してるので記憶が曖昧)
ないんですが、幼少〜青年期はその隣町に住んでました
今はそこまでダークなイメージは無いんですかね
公害と性風俗、治安と三冠獲得したようなワーストっぷりで
その辺が妙にノスタルジーと混じっちゃってて
車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』ほどひどくはないですが
近代化とそれについて行けない人達の
象徴のように自分の中にアマの街はある様な気がします
イ:では、サウンド面についてはどうですか?
ど:もう一つ言っておきたい事があって
昔作った曲でGo Ladyという曲があるのですが
http://www.k4.dion.ne.jp/~doi-q/music/lady.mp3
これが原曲となってます
リアレンジしようとしたらあんまりちゃんと覚えてなくて
Phantom Lightという曲になっちゃいました
イ:歌詞がまるで違いますね
ど:そうですね、でもこうなってよかった気もします
イ:で、サウンド...
ど:特にそんなに覚えてません
ボツにしようか迷ってたくらいです
今では気に入ってますが
イ:では次は3曲目尼崎の女です
ど:ヒー、逃げ出したい