The Illuminated Nightingale

汚れた路上に ふざけた格好 かぶり物をして
イカレた恋人達を祝福しては 怒りを買って
塵溜めの暗い路地に突飛ばされた

輝くこの夜には 浮かれたような名前があって
君の目は夢の中のロウソクの火を吹き消して
雪を降らせた

降る 降る 雪が降る
降れ 降れと君が望んだ
ブルブル ぼくは震えてしまう 
こんな輝く夜の中

酔いどれ ビラをまく サンタの格好 廃棄のクリスマスケーキ
うたかたの夜 君の背中にシミを残す イルミネーション
楽しくてかなしい歌が流れる

「ハッピークリスマス!」なんて誰かの声
走り去りながらぼくの肩を押す
よろめくぼくの目に 映る街の光が滲んでぼやけてしまう

輝いて落ちる星を 蹴飛ばして下を向く
巨大なビルが欲望と絶望を吸って
黄金に変えてしまう

惨めな恋を 抱えたまま 小夜鳴く君が
空からこぼれ落ちていくのを 見つけたから
走る 走る

降る 降る 雪が降る
降れ 降れと君が叫んだ
Run Run Run ぼくは走っていくから

輝いて落ちる君を 抱きしめようと 手を伸ばす
イカレた夜の中で 二人はきっと
黄金に輝いてしまう


汚れた路上に ふざけた格好 かぶり物をして
イカレた恋人達を祝福しては 怒りを買って
塵溜めの暗い路地に突飛ばされた












CD出して頂いたレーベルnobleからクリスマスソングの無料ダウンロード
ということで、こちらから12/25までの期間限定でフリーDL出来ます

      noble

上記の歌詞はそれのやつです
あとbabiさんの曲とアルバムのイラスト描いてくださった
山口洋佑さんの
アートワークといっぺんにダウンロードできます
よければ聴いて見てみてください



「汚れた路上に」という歌詩ではじまるけれど、最近の繁華街というのはそんなに
汚れていなかったりする
人々のモラルが向上したとかではなく、人々の要求が反映した型なんだろうとおもう
ニーズにあわせて何も変えないまま膨れ上がった要求だけどこかに押し付けると、そこで悲鳴があがる
なんか飲食とかサービス業とかでも最近そんな話題をよく耳にする

きれいな街でゴミを放り投げると何かがササって蠢いたら落ちてるゴミがなくなってた、みたいな
実際はそんなアレじゃないけど
でもなんか一昔前のディストピア小説でみたような世界だ

ディストピアって現実を反映した世界なので現実をディストピアと呼ぶことは無い
ただディストピアのケツを喜んで追いかけてるようには映る